お香の会
2015年 09月 09日
金沢の老舗料亭でお香を利く会がありました。
志野流の香道です。
個人ではなかなか訪れる事が出来ませんが
イベントのおかげで再訪出来ました。
志野流の香道です。
奥の深い世界ですが
参加者のほとんどが初心者だったので
噛み砕いたわかりやすい説明があり
3種の香を利きわけました。
香で遊んだ後は別室でお食事です。 金沢芸妓さんの篠笛に聴き入りました。
1番目の香と2番目の香が同じで3番目が違うと感じたら
和紙にいちばん右端の形↑を書きます。
その下に「隣家の梅」と。
組み合わせには隣家の梅、尾花の露、弧峰の雪など
それぞれ名前がついています。
ほんのひと時でしたが
みやびな世界に遊びました。
香で遊んだ後は別室でお食事です。
後ろの屏風は俵屋宗達のもの。。。
お食事は八寸、椀物、お造り・・・デザートまでの10品
目に舌に至福の時でしたが
中でも・・
日本文化の集大成を味わったような
9月9日の重陽の節句に合わせて
お造りの上に菊の花が置かれていました。
重陽の節句は菊の節句
昔、長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべて
酒を酌み交わしたり
前夜、菊の上に綿をおいて、夜露を含ませ
翌朝 身体をぬぐい邪気を払ったなどの習慣があったとか。
この菊と綿をそのまま持ち帰って
夜露を集めて身体をぬぐって下さい・・との女将さんの心遣い
もちろん実行しました。^^v
日本文化の集大成を味わったような
貴重な時間を過ごしました。
by alba_vivi
| 2015-09-09 09:21
| 日々のあれこれ
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